陶芸の進行形
この展覧会は、1970年代~1980年代半ば生まれの世代を中心に25名の陶芸家をノミネートし、
現在進行形の陶芸作品を紹介する展覧会です。
25名はいずれも公募展「菊池ビエンナーレ」で、受賞、入選してきた作家たちで、
陶芸の素材や技法、制作工程や歴史、伝統といった陶芸にまつわる要素に独自の視点を持ち、
あるいは更に、現代美術の発送や多様なカルチャーからの影響を反映させ、現在の美意識で陶芸作品を制作しています。
1つの世代として括るには年齢に幅がありますが、団塊ジュニアを含み、大半をロストジェネレーションが占めるこの世代は
日本の陶芸界においては層が厚く、制作の初期段階から様々な公募展を通して意欲的に作品を発表し、存在感を示してきました。
その後のキャリア形成は様々で、公募展での発表を継続する作家がいる一方、国内外での個展活動に注力する作家、
または出産や育児を経て活動を本格的に再開した作家など、現状は異なります。
今年、「菊池ビエンナーレ」の第10回展開催を迎える記念に、その軌跡として25名の作家たちの「今」をご紹介し、
進行形の陶芸作品をご覧いただけます。
※この展覧会は、ノミネート作家の承諾を得て、すべての作品の撮影がOKとなっております。
会場:菊池寛美記念・智美術館/東京都港区虎ノ門4-1-35
会期:開催中~11月26日㈰ 11時~18時(入館は17時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし、10月9日は開館)、10月10日㈫
観覧料:一般1,100円
有田陶芸協会展
会期:2023年10月3日㈫~9日(月・祝)
会場:そごう広島店 8階美術画廊
有田陶芸協会員30名が参加出品。
最終日の9日午後より庄村久喜が在廊致します。
庄村健は紅染作品、庄村久喜は新作の白磁作品を出品しております。
お時間ございましたらご高覧賜ります。
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